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商品紹介
著者の高垣直澄氏は、秋田県平鹿郡の生まれ。小学生の頃から「後三年の役」は知っていたが、辺境の地に起きたこの戦が国史に影響を及ぼすほどの事件だとは思わずにいたという。
本書の刊行は、地元の友人である熊谷章氏(「金沢諏訪堂の会」代表)から「清原一族を考える会」に誘われたことがきっかけで、後三年合戦において滅ぼされた清原一族の「追善供養」が執筆動機だと、あとがきに記している。
内容は「後三年合戦絵詞」を主軸に、「奥州後三年記」「康富記」を合わせた編成で、高垣流の闊達な訳文となっている。
地元の戦として多くの人が知る後三年合戦だが、その詳細を知る人は少なく、手軽に入手できる訳本もこれまでほとんどなかった。高垣氏の『現代語訳 後三年合戦記』は、ふるさとの歴史を知る最良の書といえる。
登録情報
版型:A5判(148×210mm) 104頁
発行日:2018/12/11
ISBN:978-4-904082-43-0
目次
現代語訳後三年合戦記の出版にあたって 熊谷 章
いまなぜ「後三年合戦」か―発刊を祝して 黒沢せいこ
はじめに
現代語訳「後三年合戦記」
登場人物関係図
註記
年表
原文(後三年合戦絵詞・奥州後三年記・康富記)
随筆 歴史雑話
一、国司任了の年に事件が起きる怪
二、清衡という人
三、「ナイ」地名と「ベツ」地名
四、歴史に「もしも」はないけれど(囲碁のはなし)
五、私の朝鮮語(韓国語)
おわりに
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